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キッチン・テーブルウエア系エコグッズ9選|リサイクル・再生可能な素材でプラスチックフリーな便利アイテム紹介!

2020年8月3日野菜洗浄から家じゅうのお掃除・洗濯などに使用できるホタテ貝殻パウダー追加【オシャレなキッチン・テーブルウエア(食器・カトラリー)系エコグッズを紹介】リサイクル素材・生分解性・再生可能なゴミ箱、食器、収納容器、国産オーガニックみつろうラップ、コンポスト容器、ペットボトル削減ができる浄水ボトルなどおすすめエコアイテム紹介。環境保全を意識しつつ、使い勝手がよく楽しい気持ちで愛用できるグッズを選んで!

みなさんは「アース・オーバーシュート・デー(Earth Overshoot Day)」という日をご存じでしょうか。

アース・オーバーシュート・デーとは、「人類による自然資源の消費が、地球が持っている一年分(1月1日から12月31日)の資源の再生産能力と二酸化炭素吸収量を超える日」のこと。

この日以降は「人類は地球の原資を食いつぶす状態」、つまり「地球を使いすぎ」たままで活動していると考えられます。

※2019年のアース・オーバーシュート・デーは7月29日。(当然地球は1個なのですが)地球約1.7個分の資源を使っていると計算できます。

Overshoot Day
※上画像:Global Footprint Network公式サイトより

毎年国際NPO団体Global Footprint Networkによって計測され、発表されています。また、地球全体のアース・オーバーシュート・デーとは別に、国ごとのデータも発表されています。

【国別でも出されるアース・オーバーシュート・デー】

2020年の日本のアース・オーバーシュート・デーは5月12日で、前年2019年の5月13日から1日早まりました。

GFN-Country-Overshoot-Day-2020
※上画像:Earth Overshoot Day公式サイトより(日本Japan部分の囲みは追加)

これは、本来は12月31日よりも後ろ(=1年間の原資を使いきっていない)にならないと持続可能にならないはずが、現在の日本は「消費が倍以上も上回っている」(1月~5月の約5か月で使いきっているため)ことを示しています!

2020年現在、世界中の方々が新型コロナウイルスの影響により(当たり前と思っていた)生活形態が一変し、我慢を強いられることもたくさんあるかと思います。

ですが、必要なモノと欲しいモノ、大切なモノの境界線が曖昧になったまま時間が流れ、いつしか何を求めているのかさえ見えなくなっている現代社会において、これ以上「地球を使い過ぎない」ためにも、個人個人ができることは何なのか、今一度考えてみる時なのではないでしょうか。

そこで、ここでは、日常生活に密接に関係する「キッチン・テーブルウエア(食器)系」のエコグッズをご紹介します! エコ(自然環境保全、環境に良いこと)を意識しつつ、使い勝手がよく楽しい気持ちで愛用できるグッズを選んでみてくださいね。

■手にも環境にも優しい食器用洗剤ブランド紹介記事はこちら⇒
『手に優しい食器用洗剤おすすめ10選|安全性の高い台所洗剤を選んでエコ&サステナブルな未来を!』

brabantia(ブラバンシア)

・設立された場所:オランダ
・エシカルな特徴:リサイクル・再生可能素材を使用している。
環境保護活動WeForest、The Ocean Cleanup、Plastic Whale、The Hunger Projectの公式パートナーとして、製品を通してサステナブルな活動を行っている。
・取り扱いアイテム:ゴミ箱、キッチンツール、洗濯用品、バス・トイレ用品、アイロン台、など

brabantia
※brabantia公式インスタグラムより

1919年にオランダの小さな町で、ミルク缶などの生産から始まったファミリー企業の「brabantia(ブラバンシア)」。現在では世界中で、そのデザイン性・機能性の高さとエシカルな企業姿勢が高評価を受けています。

美しく機能的なゴミ箱「ニューアイコン ペダルビン」は、フタがスムーズに静かに閉まり、ニオイ漏れの心配もありません。サイズも5タイプ展開のため、置き場所などに合わせてぴったりの大きさが選べます。

さらに、このペダルビンは「40%リサイクル素材」&「98%再生可能」! また購入することで、海洋プラスチック削減活動「The Ocean Clean Up」や、川や海のプラスチック回収船「Plastic Whale」の活動をサポートできますよ。

brabantia(ブラバンシア)公式サイト

LFCコンポスト(エルエフシーコンポスト)

・設立された場所:日本
・エシカルな特徴:家庭の生ごみを減らし、栄養価の高い堆肥を作る循環を生み出せる。
(生ごみを捨てるための)ビニール袋削減にも貢献できる。
・取り扱いアイテム:コンポスト

LFCコンポスト
※公式インスタグラムより

コンポストとは、生ごみなどを微生物の力で分解し堆肥(土)にすること。このコンポストを家庭で手軽に行えるように考えられたのが「LFCコンポスト(エルエフシーコンポスト)」です。

まるでトートバッグのような形状のLFCコンポストに、これまで「生ごみ」として処分されていた野菜や卵の殻などの食材を入れて置いておくだけで、栄養価の高い堆肥が作れます!

初心者向けの「LFCガーデニングセット」の場合、堆肥が出来た後はそのまま容器がプランターになり、野菜(季節の種がセットに付いている)を育てることができるため、楽しさ倍増です!

コンポストに興味があるけどハードルが高そう、と躊躇されている方は、ぜひ「LFCガーデニングセット」をチェックしてみてくださいね。

LFCコンポスト(エルエフシーコンポスト)公式サイト

stasher(スタッシャー)

・設立された場所:アメリカ合衆国
・エシカルな特徴:環境に配慮した、安全で繰り返し使える特許取得のプラスチック代替品(100%天然素材)を製造している。
人体や環境に影響を及ぼすBPA、BPS、鉛、ラテックス、フタル酸エステル類フリー(不使用)。
・取り扱いアイテム:収納容器

スタッシャー
※公式インスタグラムより

プラスチック問題の解決策として、100%天然素材で環境に配慮した、安全で繰り返し使える特許取得のプラスチック代替品による容器を提供している「stasher(スタッシャー)」。

スタッシャーの素材「シリコーン」はシリカ(砂)と酸素でできており、さらには厳しいヨーロッパ規格に適合している食品グレードのシリコーンよりも高い標準を誇っています。

表面はバクテリア、カビ、および細菌の増殖を抑制する性質があるのも安心できるポイントです。

サイズやカラーはこれからますます増えるそう。食品の保存だけではなく、あらゆるアイテムの収納や携帯用バッグとして大活躍してくれます!

stasher(スタッシャー)公式サイト

EcoSouLife(エコソウライフ)

・設立された場所:オーストラリア
・エシカルな特徴:竹の繊維、お米の籾殻、コーンスターチ、ヤシの葉など、100%天然由来の素材から製品が作られている。
耐久性がありつつ、土に埋めると数年後には土に還る特徴がある。
・取り扱いアイテム:食器

EcoSouLife
※公式インスタグラムより

100%天然由来素材から作られたテーブルウェア(食器)ブランドを提供している「EcoSouLife(エコソウライフ)」。

エコ意識の高いオーストラリアで生まれた「土に還る」食器たちは、見た目のかわいらしさやスタイリッシュさ、ナチュラルなテクスチャーなど魅力がいっぱいで、使えば使うほど愛着が湧きます!

ブランドは、竹の繊維とコーンスターチが主成分でカラフルな「Bamboo」、お米の籾殻からつくられたナチュラルテイストの「Husk」、ヤシの葉をプレスしてできたディスポーザブル(使い捨て)タイプ「Palm Leaf」、主成分はコーンスターチ(トウモロコシデンプン)のディスポーザブルタイプ「Cornstarch」の4種類。

用途やシーン、デザインのお好みでブランドを選んでくださいね。

EcoSouLife(エコソウライフ)公式サイト ※ショッピング機能はありません。

※日本国内では複数のショップにて販売されています。

Re-Play(リプレイ)

・設立された場所:アメリカ合衆国
・エシカルな特徴:再生プラスチックを使用してアップサイクルしている。
製造・梱包過程において輸送による温室効果ガスの削減に取り組んでいる。
人体や環境に影響を及ぼすBPA・BPSフリー(不使用)。
・取り扱いアイテム:食器

Re-Play
※輸入代理店blue inc.公式インスタグラムより

再生プラスチックを使用して、サステナブルな食器にアップサイクルしているフロリダのファミリーカンパニーRe-Think社のテーブルウエアブランド「Re-Play(リプレイ)」。

ミルクジャグ(牛乳の流通に使用)をアップサイクルすることで、温室効果ガスを削減。さらに、製造・梱包を近隣で行うことで、輸送による温室効果ガスの削減にも取り組んでいます。

素材は、人体や環境に影響を及ぼすと懸念されているBPA・BPSフリー。食洗器・電子レンジを使用でき、見た目はカラフルでポップな気分にも!

輸入代理店blue inc.公式サイト

aco wrap(アコラップ)

・設立された場所:日本
・エシカルな特徴:国産のみつろうと、フェアトレードのオーガニックコットンを使用している。
100%天然素材で、プラスチックフリーアイテム。
繰り返し使用でき、最後は土に還る。
「ソーシャルプロダクツ・アワード2020」受賞。
・取り扱いアイテム:エコラップ

aco wrap
※公式インスタグラムより

プラスチックごみゼロ宣言を行っている京都府亀岡市で作られている「aco wrap(アコラップ)」。従来のプラスチック製食品包装ラップが抱えるプラスチック汚染問題を改善できるアイテムとして、愛用者が増えています。

フェアトレードのオーガニックコットンを使用した生地に、岐阜県の養蜂によるみつろうをベースにしたオイル(オーガニックホホバオイル、植物由来の天然樹脂)をしみこませて作られています。

また、どこか懐かしく温かみのある染色は奄美大島の伝統工芸が使われているなど、細部にまで丁寧なこだわりが感じられ信頼感◎。

従来のラップと同様、直接野菜やパンを巻いたり、お皿のフタにしたりでき、石鹸で洗うことができるエコなアイテムです!

aco wrap(アコラップ)公式サイト

DAFI(ダフィ)

・設立された場所:ポーランド
・エシカルな特徴:水道水を浄化して飲めるため、ペットボトルごみ削減になる。
残留塩素除去率81%以上(携帯用浄水ボトルの場合)。
BPAフリー。
・取り扱いアイテム:浄水ポット、携帯用浄水ボトル

Dafi
※公式インスタグラムより

活性炭の力で水道水の濾過(ろか)ができる、カートリッジ付きの浄水ポット&携帯用浄水ボトルを提供している「DAFI(ダフィ)」。

なんとカートリッジひとつで、約300本分のペットボトル(500mL)の水を濾過することができ、パッケージもプラスチック不使用と、とことんエコ仕様!

水道水を入れるだけでおいしく飲むことができるため、無駄なペットボトルの削減ができると、毎日のパートナーにしている方が増えています。

人体に悪影響があると言われるBPAフリーで、軽くて耐久性のある素材を使っているため、お子さんも安心して使えますよ。

DAFI(ダフィ)公式サイト

ecoffee cup(エコーヒーカップ)

・設立された場所:イギリス
・エシカルな特徴:バンブーファイバー(竹の繊維)、コーンスターチ、アミノ酸由来の樹脂などから作られており、繰り返し使用でき、最後は土に還る。
素材の竹は持続可能な方法で管理されている竹林の竹を使用し、化学処理をしていない。
BPA、フタル酸エステルフリー。
・取り扱いアイテム:携帯用コーヒーカップ

Ecoffee Cup
※公式インスタグラムより

毎年1000億ものコーヒーカップが使い捨てされていることから、ゴミ削減対策として生まれた繰り返し使用できる携帯用コーヒーカップ「ecoffee cup(エコーヒーカップ)」。

バンブーファイバー(竹の繊維)、コーンスターチ、アミノ酸由来の樹脂などから作られており、繰り返し使用できて最終的には土のなかで分解されます。

素材にしようしているバンブー(竹)は、持続可能な方法で管理されている竹林の竹を使用。また、化学処理をしていない安心設計。フタやホルダーはシリコン製で取り外し可能、繰り返し使用できます。

サイズや色・柄が多種多様のため、お気に入りのデザインで個性的に楽しめます。コーヒー好きこそ試してほしい、エコでオシャレなアイテムです。

ecoffee cup(エコーヒーカップ)公式サイト

618 scallop powder (ロクイチハチスカラップパウダー)

・設立された場所:日本
・エシカルな特徴:産業廃棄物だったホタテの貝殻をアップサイクルしている、抗菌・消臭効果のあるお掃除・洗濯パウダー。
100%ホタテの貝殻(自然由来成分)で、環境に優しい(土壌改良などにも使用されるほど)。
製造工場は食品添加物製造業許可を取得、放射線試験クリア、食品添加物グレードなど、安心安全を徹底している。
石油系・化学合成の防腐剤・色素・人工香料など一切不使用。
・取り扱いアイテム:-

618ホタテ友の会
※brabantia公式インスタグラムより

元々は「産業廃棄物=ゴミ」だったホタテの貝殻を3年以上天日干しして高温で焼き上げた、小麦粉のようなパウダー「618 scallop powder (ロクイチハチスカラップパウダー)」。

抗菌・消臭効果が高く、野菜やふきん・食器の洗浄、お風呂やトイレ・リビングなど家中の除菌・消臭・掃除、洗濯、赤ちゃんのお尻ふきにまで使用でき、その万能さに驚きます。

さらに、使用済みのパウダー水は排水管や河川を綺麗にしながら自然に還る点もうれしいポイントです!

※お水に溶かしてスプレーを作るタイプです。詳しい使用方法は、公式サイト内の「How to use」をご覧ください。

618 scallop powder (ロクイチハチスカラップパウダー)公式サイト

エシカル消費は身近なところから!

環境保護活動、というとハードルが高そうですが、オシャレに生活のなかに取り入れられるアイテムを選ぶことが「エシカルコンシューマー(エシカル消費者)」の第一歩なら、それほど難しくはないのでは?
ecoitems
自分の気持ちが高まることを大切にしつつ、地球を少しでも使いすぎないようにする――個人ができる身近なアクションが大きな変化を起こすことを願って、心地よいライフスタイルを送りましょう!

■プラスチックごみ問題については、こちらでより詳しくご説明しています。⇒
『【マイクロプラスチック汚染・海洋汚染問題】世界が全面禁止を始めたプラスチック製品の弊害』

■プラスチックごみ問題については、こちらでも簡単にご説明しています。⇒
『心身潤うナチュラル・オーガニック石鹸11選|プラスチックフリーなエシカルコスメで毎日を彩って!』

■エシカルコンシューマー(エシカル消費者)については、こちらでご説明しています。⇒
『エシカルとは|エシカル消費、エシカルファッション、エシカルコンシューマーって何?エシカルの意味を考えよう!』

■手にも環境にも優しい食器用洗剤ブランド紹介記事はこちら⇒
『手に優しい食器用洗剤おすすめ10選|安全性の高い台所洗剤を選んでエコ&サステナブルな未来を!』

■オーガニック系のシャンプーブランド紹介記事はこちら⇒
『ナチュラル&オーガニックシャンプーブランド11選|肌に優しく環境に配慮したヘアケア製品で美髪を叶える!』

この記事を書いた人

ライター:奥田真由子

AEAJ認定アロマテラピーアドバイザー、AEAJ認定環境カオリスタ、AEAJ認定ナチュラルビューティスタイリスト。京都府立大学大学院英語英米文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。文学研究を通して社会と人のあり方を考えていた経験から、国内外エシカル関連の情報を「肩ひじ張らずに」探求したく日々勉強中。