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おすすめオーガニックワイン・自然派ワイン6選|オーガニックワインとビオワインって違うの?

【オーガニックワイン、ビオワイン、自然派ワインの違いって?】有機栽培による丁寧に作られた人気オーガニックワイン(赤、白、ロゼ、スパークリング)をご紹介!日常使い・家飲み用からプレゼントにも最適な高級木箱入り赤ワインもあり。ワインのオーガニック認証についてなど特徴をまとめました。

「オーガニックワイン」「自然派ワイン」「ビオワイン」といったワインに関する用語を、頻繁に耳にする・目にする機会が近年増えているのではないでしょうか。

おすすめオーガニックワイン・自然派ワイン

ですが、実際にはあまりこれらの意味や違いを理解できていない、ということも! 中には「すべて全く同じ意味」と思われている場合もあるかもしれませんね。

そこでここでは、最初にオーガニックワインとはどのようなワインかご説明し、その後で日本国内で購入できるおすすめのオーガニックワインや自然派ワインをご紹介します!

※ご紹介しているワインはブランドのなかのひとつのため、ご紹介サイト内で他タイプもぜひチェックしてみてくださいね。

オーガニックワインとは

「オーガニックワイン」とは、オーガニック栽培(=有機農業による有機栽培)されたブドウを使い、その後の加工・製造過程においても、化学薬品や添加物を極力使用しない「オーガニックワイン」としての基準を守って製造されたワインを指します。

そのため、「オーガニックワイン」と記載できるのは、正式に「オーガニック」であると認証を受けているワインのみなのです。
※主なオーガニック認証機関については後述します。

なお、たとえば日本の「有機農業の推進に関する法律」による有機農業の定義は以下のとおりです。

・化学的に合成された肥料及び農薬を使用しない
・遺伝子組換え技術を利用しない
・農業生産に由来する環境への負荷をできる限り低減する

農林水産省HP より

さらに、「農薬と化学肥料を『3年以上』使用しない田畑で栽培したもの」といった長期的な条件も細かく設定されています。

オーガニックワインとは

また、国際的な委員会が作成したガイドラインにおいて規定した有機農業の原則は、以下のとおりです。

有機農業は、生物の多様性、生物的循環及び土壌の生物活性等、農業生態系の健全性を促進し強化する全体的な生産管理システムである
農林水産省HPより

※詳しくは、農林水産省農産局農業環境対策課『有機農業をめぐる事情』をご参照ください。

■こちらの記事でもオーガニックについてご説明しています。
⇒『オーガニック、ロハス、エシカル、フェアトレードの意味の違いって?オーガニックがエシカルな理由とは

ビオワインと自然派ワイン

では、「ビオワイン(Bio wine)」「自然派ワイン」とはどのような意味なのでしょうか。

実は、「ビオワイン」という表現は、EUと日本とでは扱いが異なります。というのも、EUでは「ビオワイン」は「オーガニックワイン」と同じ意味になるため、正式にオーガニック(またはビオ)認証を受けていなければ名乗れないのです。

ビオワインと自然派ワイン

ですが日本では、「ビオワイン」(「ビオ」のみも含む)に関しては、正式な定義や認証がありません。そのため、日本国内では認証を受けていなくても「ビオ」と記載できます。

※ただし、ほとんどのビオワインは原産国にてオーガニック認証を受けての表記となっているため、「オーガニックワイン=ビオワイン」と捉えられます。

「自然派ワイン」表記に関しても、「ビオワイン」同様、日本では正式な定義や認証はありません。そのため、認証を受けていなくても「自然派」と記載できます。

とはいえ、「自然派ワイン」と謳っているワインの多くは(認証はないものの)オーガニックワイン同様に栽培環境に配慮されています。可能な限り不要な化学農薬などは採用せず、天然酵母を使用するなど人体や自然環境を大切にしたワインだといえます。

【ワインのオーガニック認証について】

2012年にEUにてオーガニックワインを定義するガイドラインが整備されました。EU/US内ではオーガニック認証機関は複数あるため、それぞれに多少の基準は異なります。

■代表的なオーガニック認証機関(発祥国・地域)※以下は例です。その他多数の認証機関があります■
・ユーロリーフ(Euro Leaf)EU
・エコサート/エコセール(ECO CERT)フランス
・AB(アグリキュルチュール ビオロジック)フランス
・デメター (demeter)ドイツ
・エコヴィン(ecivin)ドイツ
・ソイルアソシエーション(Soil Association / 英国土壌協会)イギリス
・ユー・エス・ディー・エー(USDA)アメリカ合衆国

ワインのオーガニック認証とは

日本では「有機JAS認証」があり、オーガニックワインについてはワインの裏ラベルに「果実酒」に加えて「有機農畜産物加工酒類」または「有機農産物加工酒類」と記載されています。

※ワインの裏ラベルの記載内容について詳しくは、国税庁『ワインラベルが語ること』をご覧ください。

■ワインに関する用語「テロワール」についてはこちら
『テロワールとは?ワインに留まらないテロワールが導く環境・地域社会の未来』

【オーガニックワイン】カスターニョ・マカベオ・オーガニック

・原産国:スペイン(イエクラ)
・品種:モナストレル

カスターニョ マカベオ・オーガニック
※公式サイトより

ワイン造りの伝統が紀元前まで遡れるほど長い、スペイン南東ムルシア州の北部に位置するイエクラのワイナリーで作られる、「ムルシア州有機農法協議会認定オーガニック」ワイン。

「カスターニョ マカベオ・オーガニック」は、リンゴやシトラスのフレッシュで心地よいアロマとジューシーな果実味が楽しめる、フレッシュさが魅力的。

爽やかさを求める時におすすめなスペイン産白ワインです!

【オーガニックワイン】クネ アラーノ オーガニック テンプラニーリョ

・原産国:スペイン(リオハ)
・品種:テンプラニーリョ

クネ アラーノ オーガニック テンプラニーリョ
※公式サイトより

1879年創業、スペインきっての高品質ワイン産地リオハの地にあるワイナリー「クネ社(C.V.N.E)」。

スペイン王室の許可のもと、紋章はスペイン国旗をモチーフにしており、王室結婚式で供されたり、IWSC2015にて「スペイン最高の生産者」に選出されたりしている老舗ワイナリーです。

2015年にリリースされたクネの日本オリジナルワイン「アラーノ」は、2018年ヴィンテージより、スペイン国家認定(ENAC)の認証を受けたSOHISCERT(ソイスセルト)認定オーガニックワインとして販売されています。

オーガニックにこだわっているため、リオハ産オーガニックぶどうに加えてリオハ周辺のオーガニックぶどうを一部使用。

「クネ アラーノ オーガニック テンプラニーリョ」は、フレッシュなラズベリーやブルーベリーとトーストやほのかなクローヴなど甘いスパイスの香りが特徴的。

酸味があるもののタンニンがしっかりしているため、やや重口で味わい深いのが人気です!

【オーガニックワイン】シャスネ・ダルス ビオ ブリュット ナチュール ミレジム 2013

・原産国:フランス(シャンパーニュ)
・品種:ピノ・ノワール

「シャスネ・ダルス」は、シャンパーニュ地方の最南端に位置するコート・デ・バール地区に自社畑を持つ生産者組合が手掛けるシャンパンメゾン。1956年に創設された、個々のスタイルを共に調和させて協同組合とした最初の生産者達のひとつです。

ピノ・ノワールを中心にシャルドネ、ムニエ、希少なピノ・ブランも栽培しており、その全ての畑は2021年4月に、シャンパーニュ生産者組合として初めてフランスの国家規格に基づいたサステイナブル認証規格「ヴィニュロン アンガジェ(VE)」を取得。

これは、ブドウの木からワインとなってグラスに注がれるまで 持続可能な開発に取り組むワイン生産者だけに与えられる認証です。

「シャスネ・ダルス ビオ ブリュット ナチュール ミレジム 2013」は、ビオ・ディナミ農法の有機栽培で育てたピノ・ノワールを使ったブラン・ド・ノワールで仕立てられた、淡い黄色とブロンドのニュアンスが美しいシャンパン。

白い花の香りと華やかで引き締まった味わいにミネラルやトーストの余韻が続くのが特徴的です!

【オーガニックワイン】シャトー・タランス赤ラベル2000年

・原産国:フランス(ボルドー)
・品種:メルロー、カベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フラン

葡萄の栽培に化学肥料を一切使用しない有機農法を積極的に取り入れている、プルミエール・コート・ド・ボルドーを代表するブドウ園「シャトー・タランス」。

収穫は手作業で行われ、完全に熟した果実のみを摘みます。醗酵はタンクを使用し、8ヶ月間熟成された後に殆ど濾過しないで瓶詰めされています。なお、シャトー・タランスの名前は、シャトー・タランスで作られたワインにのみつけられているため、名前自体が品質及び原産地の保証となっているほど。

「シャトー・タランス赤ラベル2000年」は、口当たりはしっとりとした質感で、凝縮感の強い果汁エキス。ふくよかで優しい果実味が広がり、強いタンニンが感じられます。

1500mlのマグナムボトルは木箱入りで高級感があるため、贈答用におすすめです。

【自然派ワイン】AOC アントル・ドゥー・メール / シャトー・ヴィニョル

・原産国:フランス(ボルドー)
・品種:ソーヴィニヨン・ブラン 50%、ソーヴィニヨン・グリ 25%、 セミヨン 15%、ミュスカデル 10%

中世からワイン造りが始まり、18世紀には、モンテスキューが所有していたこともあるという由緒あるシャトー「シャトー・ヴィニョル」。

農薬を極力抑えた栽培を行いながら、生物学「ビオロジー」に基づく農業を目指し、合成化学物質を使わない農業を精力的に続けています。

「A.O.C.ENTRE-DEUX-MERS 」は、白い花、白桃、グレープフルーツなどのとても香り高いアロマと、新鮮なフルーツの風味が特徴的。ボルドーのスッキリ系白ワインとして人気があります。

【自然派ワイン】ラルジョル・ルージュ / ドメーヌ・ド・ラルジョル

・原産国:フランス(ラングドック)
・品種:メルロ 50%、カベルネ・ソーヴィニヨン50%

ラルジョル・ルージュ_ドメーヌ・ド・ラルジョル
※公式サイトより

フランスのラングドッグ地方にある1850年創業のワイナリー「ドメーヌ・ド・ラルジョル」。

持続可能な自然環境を保持するために、必要以上の農薬は不使用かつ自家製肥料を使用したブドウ栽培を行っています。また植林など、周辺の環境保護も積極的に行っています。

「ラルジョル・ルージュ」は、美しいルビー色とフルーティーな香りが特徴的。いちごなどの果肉感と爽やかな酸味が楽しめる、やや辛口な赤ワインです!

美味しいオーガニックワインで時と人の想いを味わう

心地よい時間を紡いでくれるオーガニックワインたち。長い年月をかけて丁寧に人の手で作り出されたその味わいは、生活に彩りを添えてくれる大切な存在となるはずです。

あなた自身やご家族、ご友人などのお好みにあったオーガニックワイン、ビオワイン、自然派ワインとの出会いのきっかけとして、ぜひご紹介したワインたちをチェックしてみてくださいね。

おすすめオーガニックワイン・自然派ワイン

■フェアトレードコーヒーブランドについてはこちら
『フェアトレードコーヒーブランド11選|児童労働とコーヒー豆にまつわる話とフェアトレードを選ぶ理由』

■オーガニックハーブティーブランドについてはこちら
『オーガニックハーブティーブランドおすすめ11選!リラックスタイムに楽しむカフェインレスティー紹介』

■オーガニック系紅茶ブランドはこちら
ナチュラル・オーガニック紅茶おすすめ6選!プレゼントにも人気なティーブランド紹介

■フェアトレードチョコレートブランドについてはこちら
『フェアトレードチョコレートブランド13選|カカオ農園での児童労働問題に取り組むフェアトレード企業紹介!』
 

■ナチュラル・オーガニック系スイーツブランドについてはこちら
『ナチュラル・オーガニックお菓子スイーツブランド19選|ヴィーガンアイス・グルテンフリークッキー・有機チョコでギルトフリー生活!』

■オーガニック野菜・食材の宅配サービスについてはこちら
『有機野菜・オーガニック食材の宅配通販おすすめ8選!自宅でおいしく楽しめる国産お試しセット紹介』
 

この記事を書いた人

奥田真由子

AEAJ認定アロマテラピーアドバイザー、AEAJ認定環境カオリスタ、AEAJ認定ナチュラルビューティスタイリスト。京都府立大学大学院英語英米文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。文学研究を通して社会と人のあり方を考えていた経験から、国内外エシカル関連の情報を「肩ひじ張らずに」探求したく日々勉強中。 ※2023年3月Fmヨコハマ 「Keep Green & Blue」出演https://www.fmyokohama.jp/keep/2023/03/post-18.html

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