サステナブルなアイテムが揃う、首都圏で複数店舗展開中のEthical&SEA(エシカルシー)。今回は自由が丘店オーナーの安田和世さんにインタビューしました。
自由が丘駅から徒歩2分の好立地で、「オーガニック」「プラスチックフリー」「ヴィーガン」など、7つのエシカルな指標を軸にアイテムを厳選。
店内にはドレッサーを完備した「カウンセリング&タッチアップスペース」を設置し、専門知識を持ったスタッフが丁寧にカウンセリングをしてくれるのも魅力です。
オーナーの安田和世さんに、自由が丘店ならではのこだわりなどをお聞きしました。
販売だけにとどまらないコミュニティづくり
――エシカルシーは地球環境に配慮したコスメや洗剤、食べ物などいろんなジャンルのものを取り扱っていらっしゃいますね。いくつかの店舗で買い物をしたことがあるのですが、品揃えが豊富でお店ごとに取り扱っているアイテムが違うのが印象的でした。自由が丘店はどんな特徴があるのでしょうか。
安田和世さん(以下、安田さん):エシカルシーという名前にもある通り、エシカルで海などの環境にもやさしいようなアイテムを取り扱っています。
どうエシカルなのかが一目でわかるように、「オーガニック成分配合」や「プラスチックフリー」「フェアトレード」などのラベルを付けていて、お客様が買い物する際に選びやすくしています。
自由が丘店の特徴としては「コミュニティ形成」と「人材育成」に力を入れているところです。

――まず「コミュニティ形成」について教えてください。
安田さん:ここでは単なる商品の販売にとどまらず、自由が丘のコミュニティを通してお客様に健康になってほしいと考えています。
私が出店する前から経営者仲間がこのエリアで地域に根ざしたビジネスを展開していたんです。具体的には、アトピー肌向けのインナーウェアやフェムケア商品の開発、よもぎ蒸しサロンの運営など、エシカルシーのコンセプトともマッチする事業です。
こうした横の繋がりを活かして、一緒に自由が丘を盛り上げられないかと思って、出店を決めました。
以前は川崎の商業施設の中に出店していたのですが、契約満了を迎えるにあたって移転先を探し始め、路面店という新たなジャンルに挑戦することにしました。
自由が丘の住宅地としての特性を活かし、生活に溶け込むような店舗づくりを目指しました。
こうした独自展開が可能なのも、エシカルシーの各店舗が独立性を保ちながらブランドコンセプトを共有する「ボランタリーチェーン」という形式を採用しているからです。
私のような店舗オーナーや店長のカラーを出した店舗づくりができるんです。
――それはいいですね。エシカルシーのいろんな店舗へ行く楽しみにも繋がります。安田さんがエシカルシーを運営しようと思われたのは、どんなきっかけがあったのでしょうか。
安田さん:私は自営業の家庭で育ってその大変さを目の当たりにしてきたので、最初は起業に対して慎重な姿勢を持っていました。
しかし、大学で薬学部に進み、薬剤師として調剤薬局系の会社勤務を経て、病気になる前の予防医学や未病のケア、漢方などの分野への関心が深まってきたんです。
そして、薬剤師としての専門知識を活かして何かできることがないか考えていたときに環境保護と地域コミュニティを重視するエシカルシーに出会い、自分で店舗を立ち上げることにしました。
弟も自営業をしているので、やはり自分で仕事をすることを身近に感じていたんだと思います。
――安田さんの「からだが悪くなってから治療するのではなく、悪くなる前にケアをすることが大切」という想いが形になった店舗ですね。
ポイントはスタッフの人材育成と商品選び
――自由が丘店には、安田さんの「地球にも人にもやさしいアイテムでケアをしてほしい」「地域に根差したコミュニティを作りたい」といった想いが詰め込まれていると思います。さらに、自由が丘店ならではの強みやポイントがあれば教えてください。
安田さん:2つありまして、「スタッフの人材育成」と「商品選び」です。
スタッフはコミュニケーション力の高い人が多いです。お客様への接客においては、売り込みを行うのではなく、お悩みを丁寧にヒアリングし、スタッフが自身の体験談を交えて提案する「共感型」のサービスを徹底しています。
商品の知識が豊富なスタッフが多いのですが、理屈よりも商品が好きという気持ちを大切にしてもらっています。
また、スキンケアアイテムなどを集中的に紹介する「美肌ウィーク」のようにスタッフ発案の企画もありますよ。
――スタッフの方の「好き」や「やってみたい」という気持ちが大事にされていて、いつもお店を訪れるのが楽しみです。
安田さん:ありがとうございます。スタッフの中には元々お客様だった者もいるんですよ。
――それはすごいですね!
安田さん:また、接客に対してのお礼の手紙をいただいたり、一緒にお客様のプレゼント選びをして喜んでいただいたりしたこともあります。

――スタッフの方がお客様にとても喜んでいただいているのが分かるエピソードですね。
安田さん:そうですね。他にもスタッフの働き方に関してお話ししますと、少し前から自由が丘店の店長が産休・育休を取得しています。
私自身、子どもが生まれてすぐの頃に仕事と育児の両立に苦労して前の店舗の店長とぶつかったこともあったので、今は子育てをしているスタッフが働きやすい環境を整えていっています。
店長やスタッフと密に連携をとることで、互いに尊重し合える組織文化を醸成しています。
女性は特に大変だと思いますので、安心して働いてもらいたいですね。
――スタッフが安心して長く働ける環境を整えば、ブランドに共感する意欲的な人材の確保にも繋がりますね。
安田さん:店長はエステティシャンの資格を持っているので、復帰したらその資格を活かして何かできればいいな…なども考えています。
――先ほどの自由が丘店を起点としたコミュニティづくりのお話にも繋がりますね。もうひとつの「商品選び」について教えてください。
――ここで取り扱っている商品は、エシカルで安心できる安全なものばかりです。
新しい商品を取り扱う前はスタッフが実際に使い、本部がブランドコンセプトの確認をするという二段階の審査をおこなっているので、成分や見た目、使い心地を含めてお客様の期待にお応えできると思います。
自由が丘店は商品点数も600点ほどと多いので、楽しんでお買い物をしていただけます。

――自由が丘店にお邪魔しましたが、「スキンケアアイテム」や「ヘアオイル」など、一つひとつのカテゴリに対する商品がとても多かったり、他では取り扱っていないアイテムもあったりして、店内を眺めているとワクワクしてきました。では、最後にこれからの展望を教えていただけますでしょうか。
安田さん:今後は2年に1店舗程度のペースで出店できればと考えています。
また、漢方やオーガニックな原材料を使った商品やペット関連の商品開発も検討中です。
これからもエシカルシーを通して健康になる方が増えていけば、こんなに嬉しいことはありません。
――地球環境を守りながら、私たち自身も健康になっていく。そんな世界がどんどん広がっていくことを楽しみにしています。





